チーム訪問

2016/12/9
桐光学園高等学校
神奈川県

桐光学園 【Vol.1】 髙橋 正幸 監督 コーチングフィロソフィー

今年のインターハイでは、1回戦vs大濠との接戦を勝ち抜き、2012年ウインターカップ以来のベスト8。
ウインターカップ予選では、激戦区神奈川県を勝ち抜き、早々と全国大会出場を決めた桐光学園の魅力に迫ります。
第1弾は、高橋監督のインタビューを行いました。

桐光学園ってどんな学校?

桐光学園高等学校は神奈川県川崎市麻生区にある中高一貫教育の私立高等学校。ホームルームや授業は男女別で行われる。同じ敷地内に男子校と女子校があるイメージだ。授業は男女の理解のプロセスに応じた適切な教科指導で力を伸ばすとともに、生徒会活動・委員会活動・文化部・学校行事など一緒に活動できる場面で男女が互いに協力し合う。それぞれの能力を存分に発揮できる環境を作ることで、「次世代のリーダー」として活躍できる人間の育成を目標に掲げている。

桐光学園高等学校男子バスケットボール部は「堅守速攻」「challenger」をスローガンに各大会に臨んでいる。過去、最高の成績は「2012年ウインターカップでの全国ベスト8」と「2016年インターハイでの全国ベスト8」。平成10年に20周年記念アリーナ(バスケットボール部専用体育館)ができてから、安定した練習日を確保できるようになり、全国で戦えるチームに成長した。

学校法人 桐光学園中学校・高等学校HP
http://www.toko.ed.jp/high/index.html

髙橋 正幸 監督

キーワード①
20周年記念アリーナができたことが桐光学園バスケットボール部の分岐点

私は教員になって27年目です。新卒で桐光学園に入りました。平成10年(1998年)に20周年記念アリーナ(新体育館)ができたのが、桐光学園バスケットボール部の分岐点だったと思います。昔の体育館ですと、バスケ部の練習は平日週3回17時30分からでした。しかも半面の練習です。でも新しい体育館ができてから、ほぼ毎日体育館を専用で使えるようになりました。正規の大きさでオールコートの練習ができるようになったことで、速攻など質の高い練習ができるようになりました。今までプレスをされるとボールを運べなかったのが、新体育館のおかげでボールも運べるようになりました。2000年になって初めて関東大会へ出場し、そこから徐々に神奈川県ベスト4に入れるようになりました。インターハイに初出場したのは2004年ですね。

キーワード②
スローガンの「堅守速攻」「challenger」のできた理由

神奈川県の中で少し勝つことができるようになったときに、相手チームは私たちに向かってくるんですね。そこで受け身になってしまって、負けてしまうことがありました。だからいつもこちらが攻めるんだという意気込みで「challenger(チャレンジャー)」のスローガンを始めました。「堅守速攻」はずっとディフェンスを大事にしてきたのですが、選手にうまく伝わらないことがあり、何かわかりやすい言葉はないかなと探していたとき、他チームが使っているのを見て真似しようと思いました。

キーワード③
試合に出る選手だけじゃなく、全員が桐光学園バスケットボール部員だよ

神奈川の高校の中で(たとえば会場で)「かばんをそろえて置こう」とやってきたのは私たちが初めてだと思います。これは桐光学園の教員になってからずっと続けてきました。もちろん試合に出場できるのは力のある5人です。でも試合に出ていない選手も、全員が桐光学園のバスケットボール部員だよ。上手いから良いんじゃなくて、「道具を大事にしよう」とか「脱いだ靴はそろえよう」とか。高校生らしさを大切にしています。


「脱いだ靴は自分できれいに揃える!身近な生活の中にもバスケットに取り組む姿勢が見える」

キーワード④
ウインターカップで勝つにはかっこつけたプレイを封印することが絶対条件

うちの選手は流れが悪い時、自分でなんとかしてやろうという選手が多いんです。もう少し我慢していれば、後でうちに流れが来るのに。格好つけて外のプレイばかりになったり。もちろん外のプレイはやっていいんですよ。でもこの場面では「インサイドで誰が見てもファウルをもらえるプレイが必要だよね」ですとか。誰が今シュートの確率が良いのか、今誰がリバウンドを取ってくれるのか。(ウインターカップで勝つためには)ガードだけが攻めるのではなく、そういう冷静な判断ができるようにならないといけないですね。

取材:清水広美、一柳英男・文・写真:一柳英男


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