2017/01/1

ウインターカップ2016 男子チームインタビュー 【Vol.3】 男子優勝 福岡第一 井手口コーチ

ウインターカップ2016 福岡第一 優勝インタビュー

井手口 孝コーチ

決勝終了後.優勝が決まった福岡第一は.55人全部員.スタッフがコート中央で円陣を作った。手と手をつなぎ.肩を組む。練習後一列に並んで歌う.あの福岡第一校歌の斉唱だった。

♪娜の大津  磐瀬の宮居  

とおき世の思い出のこの地  

巌としてたてり学園 

視よわれらが校章  生命久遠に創り磨かむ

朝夕に 学び想わむ  ここに在り

一高 一高 われらが母校♪

「校歌をここで歌ったのは初めてです。インターハイで優勝したら校歌を歌おうと練習後に毎日歌っていたんですが、優勝の興奮で忘れていました。ウインターカップは絶対忘れないように」と.井手口コーチが実行したものだった。

――優勝の感想から。

ありがとうございました。2005年以来11年かかりました(涙をグッとこらえる)。部員55人が一生懸命練習をやってくれました。この1年間.手を抜かない質のいい練習をどこのチームより練習を長くやろう.と言ってきました。その成果が最後の最後までしっかり出せたんじゃないか。ここ(記者会見)にいる生徒だけではなく全員をほめてあげたい。ただ.この大会に入ってくだらないミスが多くなって、インターハイのころより精度は落ちていました。

――トランジション(攻防の切り替え)について。

勝てなくてまだ全国にも行けなかったけれど.チーム草創期のほうがもっと早かったです。11年前の優勝したチームでは並里(現・滋賀レイクスターズ)がいた。並里のドリブルとウイングの選手たちのスピードがあった。ティアノ.天翼とかがいたのでリバウンドが取れてよりブレイクが出しやすかったこともあります。今年は#4重冨周希.#5友希がいることで次に早いくらいでしょうか。2人どちらが1番も2番でもできる“コンボガード” なので意外にいじめられない。

もう少し.#8土居と#15松崎にもう少し走ってほしい。切り替えの早さとか.ハーフコートオフェンスでもう一動きを入れてほしい。もう少し走りこんで上がってくるとかするといい。ダーっと走って終わるのではなくて.そういう動きを要求したかったが時間が間に合いませんでした。うちは.22年間ずっとこのスタイルでやってきました。バスケットの楽しさは.僕はスピードだと思っています。スピードあふれるプレイがバスケットの魅力だと思っているので.そういうトランジションの激しいバスケットがしたい。

――東山に対してのプランは

IHの時に対戦したので.ディフェンスとしては絞りやすかったです。安心していました。失点はこっちのターンオーバーからでしたので.守りはやりやすかった。IHの時に東山は前半よくて後半ダメだったので.ペース配分を変えて後半余力を残すような形にしたのでは。結局.ほぼ5人.だから前半よりは後半勝負。という感じがあったので昨晩のミーティングでうまくペースを配分しているぞ.と伝えてありました。僕らは自分の土俵でやるしかない。僕らのペースは常に40分アグレッシブにトランジションを多く展開する。相手に合わせるのではなく.自分たちのベースで行こうと。

――東山の#4岡田.#9パトリック選手の守り方について

#4岡田君には1年の#15松崎がマッチアップしていて当然守りきれないので.#9土居にほとんどヘルプに行けという感じでディフェンスをさせました。パトリック君についてもだいたい土居がヘルプに行っている。#4周希.#5友希のところもあまりガードが攻めてこなかったので後半は寄るようにやったのですが.3.4Qの岡田君の活躍は日本を代表する選手。それでもねじこんできた。さすがだなぁと思いました。

――思えば.昨年福岡第一はあのメンバーでもウインターカップには出場できませんでした。それが1年後は夏冬と初の二冠に輝きました。最後に.この1年で感じられたことを。

高校生って、1年でこんなに成長するんです。3年間で、こんなに成長する。

だから、高校生の選手にはあきらめず.指導者は粘り強く、バスケットを頑張りましょうと伝えたかった! 高校生は素晴らしい!‼

文:清水広美・写真:一柳英男

決勝戦の試合レポートはこちら。

ウインターカップ2016大会レポートはこちら。

ウインターカップ2016男子結果はこちら。



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