2017/04/26

めざせ!2017インターハイ 【注目選手004】 浜松学院#5 ダシルバ ヒサシ(187㎝/3年)

今年のインターハイは福島での開催。その本大会へ向けて、全国各地で予選が始まっている。
高校バスケPRESSでは、福島インターハイへ向けて注目のプレイヤーにスポットを当てていく。
まずは、埼玉カップ2017から引き続き紹介したい。
第4弾は、浜松学院高校(静岡)のエース、3年の#5ダシルバ ヒサシ(187㎝)だ。

ダシルバ ヒサシ(浜松学院#5
Hisashi Da SILVA

 


相手との間合いをとってのジャンプショットに絶妙な巧さを見せるダシルバ

高い身体能力から繰り出される
オールラウンドプレイが魅力

下級生時から浜松学院の点取り屋として活躍してきた。昨年は田中旭(現・中央大1年)とともに、得点を稼いでいたが、今年はチームのエースとして1本立ちする時がきた。とはいえ、全国で上を目指すには、浜松学院は小粒のチーム。どこを強みとしていくのか、自分たちのセールスポイントを聞いてみた。

「ディフェンスから速攻を出すのが売りです。身長が低くてリバウンドを取られますが、みんなでリバウンドを取る。個々の技術が低いので、今の課題はまず個々のスキルを上げて、責任を持ってプレイしないと上には行けない。みんなミスが多いので、ミスをなくしていかないと。ターンオーバーにつけこまれて相手に速攻でやられるパターンが多い。そこをなくさないと勝てない」

自チームの課題をそう言い切る。

去年の広島インターハイではベスト8入りをかけて開志国際(新潟)と延長にもつれこむ死闘を繰り広げた。結果は91-94。僅差の末に苦い敗退を喫し、上位進出の芽を摘まれてしまった。

「あの試合はつらかった。勝ち上がって北陸学院(石川)の大倉颯太(3年・184㎝)とマッチアップしたかった」と振り返る。

今年も静岡県、東海地区ともにライバルとは力が拮抗しており、激戦が予想される。県内では飛龍、沼津中央と、また東海地区では中部大第一や桜丘(ともに愛知県)としのぎを削ることになる。インターハイ本番に向けては、「少なくても東海でベスト4には入っておきたい」と話す。

ダシルバの過去最高得点は、ミニバス時の78得点。チームで100数点取った試合で一人で78点を叩き出したという。また、榛原中(はいばら中:静岡県牧之原市)の時には51点をマークしている。「目標は、ラッセル・ウエストブルック(オクラホマシティ・サンダ-)みたいに、アシストもできて、速攻も参加して得点を量産できる選手になりたい」と語る。


高い身体能力が大きな魅力であり、武器でもある

すでに浜松学院ではボール運び、得点、リバウンドとあらゆる仕事をこなし、ほとんどコートに出ずっぱりだ。オフェンスでは、間合いをうまく使ってのジャンプショットで得点を積み重ね、外角だけでなく、インサイドに飛び込んでのパワープレイも披露する。

他チームで気になる選手を尋ねたら、「正智深谷(埼玉)の常田耕平(187㎝・3年)、北陸学院の大倉颯太じゃないですか」とニヤリ。明成(宮城)の八村阿蓮(あれん:194㎝・3年)、開志国際(新潟)の伊藤領(181㎝・3年)らも仲がいい全国のライバルだ。

ダシルバは日系ブラジル人の3世だ。ブラジルの名選手といえば、五輪に5回出場を経験し、五輪での通算総得点がギネス記録であり、2013年にバスケットボール殿堂入りした伝説の選手、オスカー・シュミットがいる。ダシルバが“静岡のオスカー・シュミット”になることを期待したい。

◆次回は 福島南のキャプテン、#4半澤凌太(183㎝/3年)選手を紹介します。(4月29日掲載予定)

取材・文・下段写真/清水広美
上段写真/若生悠貴

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