2017/04/30

めざせ!2017インターハイ 【注目選手006】 東海大付諏訪#17黒川虎徹(172㎝/1年)

2017インターハイへ向けて、注目したい選手をクローズアップしたい。
東海大付諏訪の1年生ガード、#17黒川虎徹だ。

東海大付諏訪#17黒川虎徹(172㎝/1年)
Kotetsu KUROKAWA


4月の埼玉カップで1年生とは思えない度胸の良さを見せた黒川虎徹(東海大付諏訪)

切れ味鋭い本物の「虎徹」になるべく
目下、ガード修行中

埼玉カップで黒川虎徹(こてつ)は、登録された番号と入れ変わっていた。東海大付諏訪の試合を一目見た瞬間、「この選手は誰だ?」とプログラムをめくったが、身長がどう見ても違う。試合後すぐに入野貴幸監督に確認すると、「1年の黒川です。いいでしょ?」と、したり顔だった。

目を引いたのは、入学したてのルーキーとはとても思えない度胸のよさと、ピンポイントで通すアシストの巧さだ。ヒバインドバックパスをしばしば繰り出す。そのパスは格好つけではなく、ディフェンスのずれを見て、普通ならば通らない場所だからこそ自然と反応しているようだ。勝負所では、味方のメンバーのほうを振り向き、先輩たちにも大声をかけて叱咤激励を飛ばす。本人に聞くと、「あがったことがない」らしい。

名前は“虎徹(こてつ)”。江戸時代の名刀に由来していると言う。大変人気を博した名刀ゆえに、数々の贋作が作られたことでも知られる。鞘におさまっている時は何事もないが、いざ抜くと切れ味鋭い。こうしたエピソードから、日頃は何気ないが、いざとなれば頼りになる、そんな人になってもらいたい。名刀中の名刀のように、本物であって欲しいという両親の思いから名付けられたそうだ。

生まれは長崎だが、中学は福岡の中村学園三陽中へ。そして高校は、「入野先生の熱心な指導にあこがれて長野にきました」と話す。身近な目標は、同じチームの先輩である#4武原諒汰(165㎝・3年)キャプテンだ。

「自分が持っていないスピードやシュート力があって、そういう部分を盗んでいきたいと思っています」と黒川は話す。

4月の埼玉カップで対戦して気になったガードは、中部大第一の#5坂本聖芽(せいが:181㎝・3年)だと言う。「スピードがあって、見習いたいと思います」。NBAではラジョン・ロンド(シカゴ・ブルズ)だ。「ディフェンスの寄せ方がうまく、仲間を生かせる点がうまいなーと思います」。さらにアイザイア・トーマス(ボストン・セルティックス)にもあこがれている。

今、求められているのは声を出して、セットプレイをうまく使うことだ。
「ガードとしての感覚はいいので、きちんとしたプレイを身につければ、かなりいい選手になると思いますよ」と、入野監督。

黒川はこの春、東海大付諏訪でのスタートを切ったばかり。入野監督が寄せる期待は大きい。


黒川は4月に入学したばかりだが、コートでは臆することがない。ガードして先輩へもどんどん叱咤激励の声をかける

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