結果レポート

1回戦

桜花学園(愛知県) VS 愛知学泉大学(愛知県)

桜花学園
(愛知県)
vs 愛知学泉大学
(愛知県)

50
  • 15 1Q 12
  • 11 2Q 16
  • 5 3Q 21
  • 19 4Q 15
64


2017年1月2日
駒沢体育館 Bコート
女子1回戦  桜花学園 50-64 愛知学泉大学

ウインターカップ優勝直後にもう一度チーム力を上げる難しさを感じた桜花学園の敗退



戦うステージは違えども、同じ愛知県勢、監督同士も旧知の間柄同士の対戦だ。実は、ウインターカップ前も練習試合をしていた。とはいえ、フルゲームではなくABチームの対戦だった。愛知学泉大学は昨年このオールジャパンでウインターカップ優勝の岐阜女子に大敗しており、「高校生にリベンジして、次は大学チャンピオンの白鷗大学、そして富士通と対戦する」(愛知学泉大学#4内堀)と、今大会の目標を立てていた。

一方の桜花学園は、ウインターカップ優勝直後に#9山本、#6赤木らがインフルエンザで体調を崩すアクシデントで数日しか休めず。

「名古屋に帰ったあと、まずは疲れを取ることに苦心した。以前は予選に出ていなかったが、今はインターハイで優勝するとオールジャパンには出なれければいけないルール。直後の大会とあって。無理をおしての参加だった」と桜花学園・井上監督は試合後チーム状況を明かした。

試合は、桜花学園が序盤から#4馬#瓜、#7粟津の強力インサイドから。外角は#10佐古、#6赤木らで14―5と主導権を握ったかに見えた。しかし愛知学泉大学はボディチェックでフィジカル面での優位さでジワジワと桜花からパワフルさを削っていく。

「1試合を通してやるのは初めてで、大学生の身体の当たりが後半になって違うなと実感しました」(桜花学園#9山本)

愛知学泉大学は#16モニィークが速攻、ジャンプショットと19点、10リバウンドとパワフルなプレイを披露する。さらに#4内堀のドライブ、#10鷹ノハシのスティールと主導権を奪い返してからは自ペースを崩さない、2Q5分で形成逆転。ミスが続き、桜花学園の得点はピタリと止まってしまった。後半も流れは変わらず。時折り、#4馬瓜の豪快なブロックショットに喚声が沸きあがるが、防戦一方の展開のまま。桜花は学泉大に50―64で破れ、初戦敗退となった。

ウインターカップで優勝を果たした桜花学園キャプテン#4馬瓜は3年間を「3年間で最も印象的なことは最後のウインターカップで勝てたこと。一昨年の敗退は自分のせいで負け、気持ちを入れ替えて臨んだ。それでも6得点とかそんな試合もありました。キャプテンとしてはまだまだですけど、先生をギャフンと言わせるぐらい頑張りたかった。みんなを信じていたし、負けるイメージはなかった。決勝はあと1試合だしやるしかないと思っていました。自分自身キャプテンはどうなることかと、自分のことを知っている人は誰もがそう思っていたはず。自分もどうなるかと思っていましたから。いいんです、ここまでみんながついてきてくれたから。終わりよければすべてよし」と、振り返る。さらに、オールジャパンの戦いと後輩に向けて

「ウインターカップが終わってからすぐのオールジャパン。井上先生が喝を入れてくれたので普通に切り替えられました。インフルエンザに何人かかかったのはもうそれはしょうがない。予防はしていましたけど、疲れていたからかかりやすい。来年、後輩たちには。厳しいこともたくさんあると思うけど一つひとつ乗り越えれば最後は絶対勝てるから、あきらめないで頑張ってほしいです」と、心を尽くして声をかける。

桜花学園の新キャプテンとなった#9山本は

「自分は(ウインターカップ後に)インフルエンザにかかって、なんとか復帰しましたが…本来の力が発揮出来なかった」と涙がポツリ頬を伝い、敗戦に責任を感じた様子。

「3年生はこれで引退、新チームになります。こんなふうな試合をしたくないので、新キャプテンとしてチームを引っ張らなきゃいけない。自分が引っ張っていく立場なのでもっとしっかりして。コート内でもコート外でも引っ張っていけるようになりたいです」と涙ながらに声を振り絞り、所信表明を語った。

文 清水広美  写真 一柳英男

序盤以降、桜花学園のエース#4馬瓜(白)にポジション取りをさせない愛知学泉大学(紺)

桜花学園(白)#4馬瓜がローポストで攻めようとすると、愛知学泉大学のディフェンスが一気に収縮する

桜花学園(白)#4馬瓜は15得点13リバウンド3ブロック!だが、相手のディフェンスに手こずり、9ターンオーバー

桜花学園(白)のエース#4馬瓜に対し、時にはトリプルチームを仕掛ける愛知学泉大学ディフェンス

桜花学園(白)の司令塔#9山本も厳しいプレッシャーを受け、うまくゲームメイクができない!

桜花学園(白)#10佐古も苦しんだが、最後に意地を見せ、13得点4スティール

後半は愛知学泉大学(紺)の集中力が高まり、簡単に制限区域内の侵入を許さない

カバーリングの早い愛知学泉大学(紺)のディフェンス

井上コーチの檄を受け、4Qオールコートでプレッシャーをかける桜花学園ディフェンス(白)

桜花学園のルーズボールへの速さは高校NO.1だ。しかし愛知学泉大学も大学生の意地を見せ、互角以上にボールにくらいつく


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