2017/05/5

能代カップ2017 【レポート02】 福岡大附大濠が3勝でリード

能代カップ2017★5月4日★デイリーレポート

大会2日目を終えて、目下トップを走るのは3勝0敗の福岡大附大濠。続いて、2勝0敗の中部大第一、市立船橋が2勝2敗、洛南が2勝1敗でこれを追っている。

市立船橋(千葉)

市立船橋は関東大会千葉県予選の日程が重なるため、他チームより1日早く大会を終えて帰郷する。このため、毎日ダブルヘッダーの強行スケジュールとなっており、試合数も他チームと異なる。逆に、中部大第一と明成はこの2日間は1日1試合のみで、後半2日間はダブルヘッダーを戦う形だ。

市立船橋は#4保泉遼(3年/181㎝)、#7野崎由之(3年/180㎝) とWシューターの存在が光る。開志国際戦では、#4保泉が7本の3ポイントを決めて37得点、一方、#7野崎も5本の3ポイントを含む33得点と、大車輪の活躍だった。

当然、この2人は相手チームからも厳しくマークされる。そんな状況の中、チームの起爆剤になったのが、2年の#6薬丸侑平(2年/173㎝)と#14兼重パトリック(2年/186㎝)だ。#6薬丸は、昨年は能代カップには来られず学校で練習していたというが、今年はスタートメンバーに定着し、コンスタントな働きを見せている。一方の#14兼重は、ペルーのクォーター。この2人の台頭が目立っている。


市立船橋の#6薬丸侑平


開志国際のエース#4伊藤領。ヒザのケガを乗り越えてカムバック。今大会も司令塔としてその存在感を示している。

開志国際(新潟)

今大会初出場となった開志国際。エースガード#4伊藤領(3年/181㎝)がケガからようやく復帰した。富樫英樹コーチは「本人は、またやってしまう(痛めてしまう)のではないかという恐怖心との戦いがあるようだ」と話す。だが、U18日本代表でメインガードを務めている実力は半端ではない。ケガで一線を離れていたブランクをものともせず、今大会もまた、その卓越したパスセンスを披露している。

1年生の留学生、#14ジョフ・ユセフ(1年/202㎝)にピンポイントで縦パスが通ったシーンは見事だった。しかし、1試合目の市立船橋戦で大腿部を痛めてしまい(ももかん)、2試合目の中部大第一戦はすぐにベンチに下がってしまった。

例年、インサイドの高さを武器とする開志国際だが、今年は丸山遼(2年/191㎝)が手の骨折のために不出場。代わって奮闘しているのが、これまでSF(3番)だった#13和田蓮太郎(2年/197㎝)だ。中部大第一戦では勝負所のゴール下で踏ん張り、大接戦を展開。ラストはミスによって71―76と惜敗したが、今後が楽しみな一人だ。


開志国際の留学生#14ジョフ・ユセフ。201㎝の高さは大きな武器だ

洛南、福岡大附大濠

福岡大附大濠-洛南戦も、デッドヒートを繰り広げた。この両校は定期戦を組む交流がある。洛南は、昨年のエース津屋一球(東海大1年)のような、絶対的な存在はいないものの、スターターと遜色ない選手がベンチにに控えているのが大きな強みだ。

一方の福大大濠は、前日の緒戦で#12土家大輝(2年/173㎝)が捻挫するアクシデントに見舞われた。そのために#4永野聖汰(3年/175㎝)と#13中田嵩基(2年/173㎝)の2ガード体制で戦う時間が長くなった。両者の対戦は終盤、洛南がオールコートプレスでバックコートでのミスを誘い、4点差と迫って俄然盛り上がった。しかし、ここからが“とどめを刺す”ことができず。アップセットならずに洛南が初黒星を喫した。


福大大濠の#6川島聖那。左は能代工業#10牧野湧



◆能代工業#4児玉凜斗の記事はこちら

◆「能代カップ2017」大会サイトはこちら



取材・文・写真/清水広美
写真/若生悠貴

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