2017/05/6

能代カップ2017 【レポート03】 明成、福岡大附大濠、洛南、中部大第一が1敗で並ぶ

能代カップ2017★5月5日★デイリーレポート

大会3日目となり、戦いはますますヒートアップした。激戦が増え、優勝の行方が混沌としてきたのだ。この日は、前日までトップを走っていた福岡大附大濠(福岡)を明成(宮城)が撃破。中部大第一(愛知)も福岡大附大濠に大敗を喫した。このため、全勝チームがなくなり、1敗で明成、福岡大附大濠、洛南(京都)、中部大第一が並んだ。

また、連日ダブルヘッダーを戦う市立船橋(千葉)は、気力を振り絞る試合を見せてきたが、さすがに疲労の色は隠せなかった。市船は千葉での公式戦出場のため2勝4敗で全日程を終了した。3日目のゲームから注目のカードをレポートしたい。


この日の大一番となった明成ー福岡大附大濠戦。福大大濠#14横地聖真のドライブ

中部大第一vs市立船橋
延長の末に中部大第一が逃げ切る

中部大第一は、#4星野京介(3年/182㎝)、#5坂本聖芽(3年/181㎝)が、一方の市船橋は#4保泉遼(3年/181㎝)、#7野崎由之(3年/180㎝)と、お互い2人の強力なシューターを擁しており、そのマッチアップも注目の的となった。

今大会なかなか自分たちのペースをつかめないスロースターターの中部大第一は、早々に#4星野がベンチに下がる。後半は、#5坂本のドライブ、#15バトゥ・マニクリ(1年/205㎝)で調子を上げていった。これに対し、圧巻の飛び込みリバウンドで食らいついた市立船橋だったが、終盤、#14兼重パトリック(2年/186㎝)がファウルアウト。中部大第一が辛くも延長に持ち込み、82-72で逃げ切る形となった。

 「市船はボールに対する執着心が顕著に出ている。そうしたチームと対戦できるのが能代カップの凄いところ。ああいうチームは愛知県内にはいない。うちの選手はのんびりしている。市船は、決めるべきところは決め、分業制がなされていて助け合っている。昨日の開志国際戦、そして今日の市船戦ともにスコアでは勝っているが、内容的にはほぼ負け試合だった」と中部大第一の常田健コーチ逆転勝利したゲームにも、反省点ばかりをあげていた。


中部大第一は、延長の末に市立船橋に82-72で勝利。#5坂本聖芽は前日の開志国際戦で33得点。この市船戦でも27得点をマークし、チームを牽引した

明成vs福岡大附大濠
明成が大濠を渾身のリバウンドで撃破

明成は、前日の市立船橋戦を契機に、“我慢の時間帯からの爆発”という自分たちの進むべき方向性をつかんだようだ。

1試合目は開志国際にアヘッドを許したが、最後の最後に#10田中裕也(2年/176㎝)のスリーポイントがブザービーターとなり、逆転勝ちを引き寄せた。

続く大一番は、福岡大附大濠戦だった。立ち上がりから明成は圧倒的なリバウンド、ルーズボールで主導権を握った。これに対して、福大大濠は#4永野聖汰(3年/175㎝)、#5上塚亮河(3年/170㎝)、#6川島聖那(3年/185㎝)、#8中崎圭斗(3年/192㎝)とスモールラインナップの布陣で対抗した。試合は、明成がボールムーブから#6相原アレクサンダー学(3年/186㎝)のドライブ、#8八村阿蓮(3年/194㎝)のリバウンド、ブロックショットで主導権を握っていく。そのまま波に乗ったプレイで明成が76-66で勝利。ここまで全勝だった福大大濠を下し、優勝戦線に名乗りを上げた。


徐々に調子をあげてきた明成。#6相原アレクサンダー学が#8八村阿蓮とともにチームの柱になっている


福岡大附大濠#6川島聖那


福岡大附大濠#5上塚亮河

◆「レポート01」=能代工業#4児玉凜斗の記事はこちら

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取材・文・写真/清水広美
写真/若生悠貴

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