2019/05/14

【能代カップ2019】活躍が光った注目選手PART1――開志国際、福岡大附大濠、中部大第一編

ジョーンズ大翔(開志国際#13/2年/184㎝)
開志国際2年目の“虎”が躍動!

『大翔』はタイガと読む。開志国際の得点源として、昨年は1年ながら、勝負強い外角シュートでインターハイ初優勝に貢献した。
埼玉・神栖中時代は県で優勝しながらも、ジュニアオールスター(都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会)に選出されなかった。そのため、埼玉では知られる存在ながらも全国区ではほぼノーマーク。2年生となった今、その勝負強さゆえマークが厳しくなるだろう。春休みに開催されたおきなわカップの福岡第一戦では、初めてフェイスガードをされたほどだ。
「昨年は主力ではなくサポートでした。初めての日本一に感動しましたが、インターハイの決勝で自分は前半4点しか取れなくて、チームで戦うバスケの醍醐味を知りました。今年は自分とユセフで得点を取らなくてはいけない」
いつも謙虚な言葉を残すが、2年生となった今は、エースとしての自覚から“虎”が牙をむく時が来た。

西田公陽(福岡大附大濠#4/184㎝/3年)
西田3兄弟の次男はチームの要でオールラウンダー

知る人ぞ知る『西田3兄弟』の次男だ。バスケットボールを始めたのは、大濠の先輩であり、U19代表のシューターを務め、インカレ制覇を果たした兄・優大(東海大3年)の影響力が「ものすごく大きい」と言う。
「福大大濠に来られたのも兄のおかげ。兄のプレーを見るたびに自分もこういう選手になりたいと思い、兄の活躍はモチベーションになっている」と尊敬のまなざしで兄を見つめる。
3兄弟ともに仲が良く、3人が揃う正月には徳島の実家にあるリングではなく、近くの体育館を借りて一緒にプレーをするのが恒例だ。もっとも、ピュアシューターの兄と比べ、公陽は福大大濠のキャプテンとして、シューティングガードながら、インサイド、リバウンドとオールラウンドに頼もしい活躍でチームを牽引している。三男の陽成(185㎝/2年)も負傷から復帰間近で注目したい選手だ。

福田健人(中部大第一#14/193㎝/1年)
期待の大型シューターが高校デビュー

昨年、インターハイ、国体、ウインターカップと決勝進出を果たした中部大第一に「経験を積みたい」と大物ルーキーが志願した。両親ともにバスケ選手、バスケは小2から始め、昨年のジュニアオールスター(都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会)でアウトサイドができる大型選手として注目を集めた。まだ荒削りではあるが、193㎝の身長で3Pシューターとして、速攻でも躊躇なくスリーを放つ強心臓ぶりは、高校入学後も一目置かれている。
「求められているのはとにかく得点を取ること、ディフェンスでは自分のところでズレができてしまうので、それをなくすこと」と課題をあげる。
同じ1年のポイントガード#16谷口歩(175㎝)は「ズレを作って(福田)健人にシュートを打たせると流れが来る」と信頼を寄せる。「マンツーマンならスクリナーを使って打開」と要求された能代カップだったが、すでにマークが厳しいことと、今大会はゾーンを仕掛けるチームが多かったため、フラストレーションを溜めるシーンも見られた。こうした課題を乗り越え、目指すは渡邊雄太(メンフィス・グリズリーズ)のように何でもこなせる選手だ。

文/編集部 写真/小永吉陽子


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