2019/05/14

【能代カップ2019】活躍が光った注目選手PART2――明成、洛南、能代工編

木村拓郎(明成#7/187㎝/3年)
パワー全開!ブルドーザーハッスルが木村の目印

ひたむきな姿勢で明成を象徴するキャプテンだ。チーム構成の大型化に伴ってパワーフォワードのポジションからアウトサイドに回ったが、その真骨頂はスモールラインナップ時の“ブルドーザー”のような牽引力と強烈なパワーにある。大型選手の林のわずかなスペースを切り抜けてドライブインを決め、二度三度とリバウンドに跳び込む。ペリメーター付近でのジャンプショットや、ポンプフェイクからの1対1を覚えて得点力をつけ、昨年から主力選手へと躍進を見せている。気迫で真っ赤に顔が紅潮している時は猛進中なのでご用心。
東北新人大会中に軸となる木村がまさかの負傷。準決勝で能代工に大敗し、リベンジを誓った中で迎えた能代カップだった。能代カップ直前にはスターター候補だったゴールデンルーキー2人(山埼一渉、菅野ブルース)が負傷で離脱のアクシデントも「やるしかない、と3年で話し合って開き直りました。自分たちの近い目標はインターハイ県予選と東北大会決勝で優勝することなので、能代カップの反省と収穫を生かします」(木村)。明成の本番はこれからだ。

星川堅信(洛南#5/190㎝/3年) 
いまや洛南の大エース。遠慮を捨てたくましき姿に変貌

北橋岳洋キャプテン(181㎝/3年)がケガのため、能代カップでは2年生4人と星川という若いラインナップで戦った洛南。初戦の能代工戦から星川はエースとして、下級生に大きな背中を見せつけてポイントゲッターとして牽引した。
「大エースとしての自覚と40分間暴れまくること、ディフェンスやリバウンドで存在感を見せることができれば本当の一人前になる」と吉田コーチから高いハードルを提示され、それに応えた形だ。2年前のルーキー時からポテンシャルの高さが光っていたが、遠慮がのぞいていた。昨年は京都府予選で東山に敗れ、インターハイもウインターカップも出られず苦しい1年を過ごした。早くに代変わりしたためにトレーニングと心技体の強化に務め、ラストイヤーには期するものがある。
「3年になり、自分が身体を張る意識がないと勝てない」と星川。もう迷わない。

須藤 陸(能代工#4/177㎝/3年)
「東北大会では勝ちきる!」能代工主将の覚悟

地元能代の街だけでなく、能代工の復活を願うファンは多い。2月の東北新人を制し、復活の“兆し”を感じさせていたが、能代カップではまさかの全敗を喫した。だが、選手たちは虎視耽々と先を見据え、目標にブレはない。その中心となるのは外角シュート力を持つエース須藤だ。
能代カップ最終戦。東北のライバルである明成戦で須藤は試合の序盤、鼻血が出るアクシデントに見舞われた。一時はベンチに退くも、須藤がコートに戻るやいなや、迷いのないシュートをズバッと射抜く活躍を見せた。
1年時のインターハイ予選で負けた時の先輩の姿は今でも記憶に焼きついている。最上級生となり、『責任』『覚悟』という二文字を背負い、キャプテンとして、有望だが経験の少ない下級生たちへの声がけも忘れない。「インターハイまでに地区予選、県大会、東北大会とありますが、(コーチの小野)秀二さんのバスケで全国の強豪と再び対戦できるように、もう一度自分たちの足元とファンダメンタルから見つめ直したい」と先を睨んでいる。

文/編集部 写真/小永吉陽子


シェアはこちらから!!

新着記事

高校バスケ特集企画

トップへ戻る