結果レポート

決勝

2016インターハイ 東山vs福岡第一

東山
(京都府)
vs 福岡第一
(福岡県)

69
  • 21 1Q 15
  • 21 2Q 14
  • 16 3Q 31
  • 11 4Q 16
76

男子 決勝 福岡第一 76-69 東山
最大15点差からの逆転 福岡第一 が7年ぶりに夏を制す

最後まで予測不能の男子決勝。
前半は15点リードを奪った東山が主導権を握り先行していた。
土壇場で福岡第一の好ディフェンスが、底しれない体力勝負に持ち込んで、あれよあれよの逆転で7年ぶり (2009年第62回大阪インターハイ以来) の “頂点” に昇りつめた。

両チームともに不動のスターターがラインナップ。

お互いの表情に闘志がみなぎる。先にスパートしたのは東山。#4岡田が連続ゴール、さらに#9パトリックのディフェンスリバウンドから、#8藤澤が走り、レイアップ。開始5分で10-2とリード。さらに#9パトリックがマークする。

福岡第一も、#12蔡と、クラブチームで一緒だった#7バムに対して余裕たっぷりのポストプレイを披露。得点を重ねる。そこに東山#8藤澤が、福岡第一重富ツインズのファウルを誘うために、意欲的にゴールに切れ込んで行く。
福岡第一が突破口を開いたのは、2Q中盤以降。ここからは攻めさせないぞ、とばかりにディフェンスがベースラインを死守。メンバーが入れ代わってもほころびが見えなかった。これが、結果的にはボディブローとなり、後半の反撃に生きてきた。

東山は、#6松本がゴール下を押し込み、#9パトリックがフックシュートを沈め、#8藤澤がドライブでカウント1ショットを決め、39-26とこの日最大15点差とした。誰の目にも東山優勢に見えたのは間違いない。

3Q、福岡第一の反撃の狼煙が上がった。

1年ながらスターター入りしている松崎のゴール下に始まり、ディフェンスはオールコートで東山を消耗させる。さらに、ほんのわずかな隙間から#4重冨(周)、#5重冨(友)がスルリとインサイドにドライブ。ディフェンスの状況をみながら右に左に林の中をかいくぐって最後はダブルクラッチでボールがネットを揺らす。全員でリバウンドに飛び込んで、一気に走り込んでゆく。その走る姿は爽快感さえ感じる。

東山の脚が止まってしまい、福岡第一は体力勝負のトランジションゲームに持ち込んだ。東山は#5山内が4ファウルながらも、#9パトリック、#12吉田が同点とするもこれが精一杯。福岡第一は#11小野がスリーポイント,#12蔡がパワーを見せる。あとは重冨ツインズがアリウープ、ドライブと優勝までまっしぐら。歓喜の瞬間を迎えた。

決勝を終えて

「動きがいつもと違いました。選手はここまで精一杯やりました。負けたのは井手口先生と僕の差です。もう一度冬に向けて課題に取りくみたい」と東山・大澤コーチはうなだれながら、悔しさを滲ませた。

「びっくりです!出足は重くダメかなという感じでした。脚を動かせと指示したら、プレスも功を奏し、後半の入りが珍しくよかった。残り5分でひと桁だったら、最後は僕らの練習が勝つと信じていた。選手層が厚くなってみんな仕事をしてくれました」と福岡第一・井手口コーチはしてやったりの表情。
ノーシードの福岡第一はこの決勝が6試合目「試合より練習のほうがつらい。もう1試合あっても走れます」と重冨ツインズは声をそろえた。

これで福岡第一はウインターカップ、オールジャパンの出場権を獲得。冬は、大濠との対戦も期待したい。

取材・文・写真:清水広美


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