結果レポート

決勝

2016インターハイ 桜花学園vs岐阜女子 決勝

桜花学園
(愛知県)
vs 岐阜女子
(岐阜県)

60
  • 13 1Q 13
  • 12 2Q 10
  • 15 3Q 11
  • 20 4Q 14
48

両チームのセンターの出来が勝負を分けるだろう。この桜花学園 VS 岐阜女子は昨年冬のウインターカップ決勝と同じ対戦となった。冬は岐阜が優勝しているだけに、桜花としては昨年のリベンジの気持ちが選手たちみんなにあった。

試合序盤、両センターの動きはまるでちが違った。岐阜#7ファトーはいつも通りゴール下にポジションを取り、裏パスを狙うプレイを見せる。一方、普段はインサイドで攻める桜花#4馬瓜はファトーにリバウンドを取らせないため、外に開き、ミドルシュートやそれをおとりにドライブで勝負してきた。

桜花のディフェンスは完ぺきだった。岐阜の得点源である#7ファトーにゴール下ではとにかくボールを持たせない。ガードにプレッシャーをかけ、センターのディフェンスは前にも後ろにも行ける絶妙の間合いだ。結局ファトーに気持ちよくパスが通ったのはわずか2本だけだった。対する桜花#4馬瓜は外からミドルシュートを高確率で決め、マッチアップのファトーが間合いをつめてくるとすかさず鋭いドライブでレイアップを決める。またリバウンドやルーズボールに最後までからみ、1対1でのファトーとの勝負にも長い手を生かしたディフェンスで抑えることに成功した。両選手はともに17得点だったが、内容を見れば馬瓜が完全に勝っていた。

#7ファトーにボールを入れられず、#4石井のドライブで攻めるしかなくなる岐阜。反対に#7粟津がシュートで苦しんでいても、ガードの#9佐古や#6赤木が落ち着いてゲームメイクした桜花。経験の差、完成度は雲泥の差だったといえる。

「(後半は)ステ(#4馬瓜)を起点にシュートへ行くようにと指示しました。走れるようになり、入ってなかったシュートが入り始めたので。終盤10点差ついたとき、勝てるかなと手ごたえを感じました。大事なところでステには助けられましたね。60勝(全国大会優勝回数)をできたことは自分の中で目標を達成できたという感じ(充実感)です。」
(桜花 井上コーチ)

「今まで私はシュートが入らない時間帯にいつも周りに頼ったり、声を出さないことがあったんです。でも自分が声を出せば、みんなも声を出してくれる。いつもは2Q3Qに集中力が切れてしまったんですが、今日はチームで最後まで集中できました。優勝できてすごくうれしいです。」
(桜花#4馬瓜)

岐阜も健闘したが、試合後も桜花の選手は誰一人浮かれた素振りを見せない。まだまだ桜花学園という壁を超えるのは難しそうだ。

取材・文・写真:一柳英男


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