2017/12/25

ウインターカップ2017【開志国際】2回戦で散る。エース藤永真悠子は誓う。「大きな大会で力を出し切れる選手になります」

■12/24 女子2回戦 広島皆実 78-77 開志国際■

 2回戦屈指の好カード、広島皆実開志国際のゲームは期待通りの熱戦となり、78-77で広島皆実が勝利した。開志国際は創部が2014年という新興チームだが、ここ数年でめきめきと力をつけている。広島皆実は高さある攻防でインターハイでは3回戦に進出。今大会はさらにステップアップを目指していた。

 中でも注目はU18代表の2人。開志国際の#4藤永真悠子(178㎝)と広島皆実の#6三間瑠依(184㎝)の対決だ。藤永はオールラウンドに得点できるフォワードで、豪快なドライブインや3ポイントで得点を量産。三間は高さを生かしたパワープレーでチームを引っ張る大黒柱だ。

 終始、接戦だったが主導権を握っていたのは広島皆実だった。後半、大黒柱の三間がファウルトラブルに陥りながらも、#4奥村鈴、#7坂本理子らが足を使ったドライブインで攻撃力を見せ、守っても179㎝の2年生、#12中本葉月が藤永にしぶとくディフェンスしていた点では、チーム力で一枚上手だった。

 終盤に10点前後を追いかける開志国際はオールコートプレスを仕掛けて藤永を中心に猛追するが、あと1点届かなかった。注目のU18対決は、得点では藤永が23得点、三間が10得点と藤永がまさったが、チームプレーという点では、三間がファウルトラブルに陥ってもチームディフェンスと足を使った攻撃で攪乱した広島皆実に軍配が上がったといえるだろう。


 今大会、上位進出が期待された両チームの早すぎる対戦。開志国際の今大会のチャレンジは終わってしまったが、将来を期待される藤永真悠子のコメントを紹介したい。

「チームとしても個人としても力が足りませんでした。自分が得点取るべきところで決めきれませんでした。前半硬くなるのはチームとしてわかっていたんですが、チームとして我慢できなかったことがこういう点差になりました。最後の大会で初戦敗退してしまったので、こういう大きな大会で力を出し切れるような選手になりたい。実力があれば出せたと思うので、もっと力をつけたいと思います」

彼女は力強く、そう誓ったのだった。

取材・文/渡辺淳二 写真/一柳英男


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