2019/07/30

【IH2019】注目カードの行方は?敗戦。その時コーチはこんなことを考えていた

7/29 男子2回戦

スタンドが赤く染まった二重三重
の応援の人垣が地元・川内を奮い立たせた

北陸学園 63-49 川内
地元・鹿児島代表。赤く染まった観客スタンドは二重三重の立ち見であふれ、注目の高さを象徴。時に後押しする声援で川内の選手を奮い立たせた。「文武両道」を掲げる進学校であり、進学の準備でこの試合で引退する選手もいた中で臨んだインターハイだった。


川内・田中俊一コーチ
「前半はうまくコントロールでき、エースの#6野口侑真がダブルチームされても他の選手が攻めていけたが、北陸学院がゾーンに変えた時に攻め切れなかった。それでも5点差になってまだがまだ行けるぞと思ったが…。新人戦時は県2位のチーム、子供たちは努力してこのインターハイまでに成長してきた。(声を震わせ)もう1試合くらい戦わせたかった。申し訳ないです」

最後まであきらめない猛追に
飛龍魂を見た!

明成 82-71飛龍
一時は20点近く離れた試合だったが、最後まであきらめない飛龍が最後は猛追して館内を沸かした。最初と最後は飛龍のバスケットを展開したが、明成の大きな林に囲まれブロックショットされた時間帯が響いた。

飛龍・原田裕作コーチ
「(ブロックショットされた場面では)強気ではなく無謀に攻めてしまった。そこの違いです。うちの選手が皆マイナス10㎝と考えると、よく戦ったと思う。コーチの準備不足でした。逆ミスマッチをついて攻めたけど、最後のフィニッシュで日本人選手があれだけ2、3枚飛んでくることはなかなか経験することはできない。そこを意識しすぎてしまったかな。インサイドの#15リュウ ヤハオが4ファウルをしたけれど、その後チームの約束事を守れなかったからエースといえど出しませんでした。その代わり、#13佐藤彩人が170㎝台でも身体を張って、リバウンドも負けていなかった。まじめで一生懸命で自信が持てない子でしたが、やってくれた。最後は戦えるメンバーを出して戦いました」

シード校、東海大諏訪
まさかの2回戦敗退

北陸 86-71 東海大諏訪
有力チームで上位進出が期待されていた東海大諏訪。出足から先行されてなかなか追いつかず。1回戦で市立船橋を倒した北陸の勢いに飲まれてしまった。

東海大諏訪・入野貴幸コーチ
「思っている以上に北陸のアウトサイドがここという時に入った。逆にうちは大ブレーキだった。エントリー変更で入った1年の#14黒瀬唯斗を投入して流れを変えられたが、3年生が連動しなかった。(司令塔の)#4黒川虎徹がスティールしてもウイングが走らず得点に結びつかなかった。みんなが攻めても自分の前ではなく、虎徹を見てしまった…。もう一度出直しです」

羽黒のスリーガードよ泣くな!
両チーム合計236得点はインターハイ新記録?

開志国際126-110 羽黒
昨年のインターハイの覇者で北信越大会優勝の開志国際とトランジションの点取りゲームを演じた。両チームが叩き出した総得点はまるでNBAのよう。ゲームセットの瞬間、敗れた羽黒を引っ張った3ガードは涙また涙。応援席からは「よくやったぞ!」の声が飛んでいた。

羽黒・齋藤仁コーチ
「中で得点が取れないのは分かっていました。#1渡部凌、#2西魁斗、#3樋口蒼生の小さい3ガードを中心に、割り切って外のシュートとスピードある展開で勝負し、シュートは迷いなく打てました。実は、チームにはモンゴルからの留学生で193㎝のレフティのシューターがいるのですが、入国が遅れたために高体連の登録に間に合わず、インターハイではプレーできませんでした。今のメンバーでできる最大限のことはやったと思います」

文/編集部 写真/小永吉陽子


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