2019/12/26

【WC2019】本番ですべてを出し切る力。北陸を最後まで苦しめた長崎西


最後までチーム一丸となった長崎西


■12/25 男子2回戦 県立長崎西79-82北陸

 男子2回戦、福井県代表/総体2位の北陸と、長崎県代表の県立長崎西の戦い驚愕の幕開けから始まった。

 総体2位の実力を持つ北陸に対し長崎西は、怒涛のスタートダッシュを切った。立ち上がり0-8のリードを奪い流れを掴んだのも束の間、北陸#5髙橋颯太、#15土屋拓大らが点を積み重ね互角の戦いとなった。緊張の糸が解かれぬまま接戦は終盤まで続き、お互いに苦しい時間が長く続くも、ファウルトラブルでインサイド陣をコートから引きずりだされ、一歩及ばず北陸が逃げ切った。


泥臭いプレイで得点を量産し、チームを勢い付けた#6柴崎雅也

 悔しい結果になったものの、総体2位北陸と互角の戦いを持ち込んだ大健闘を見せた長崎西の上野陽一コーチは、こうゲームを振り返る。

「ディフェンス面では対策をしていたゾーンやマンツーマンで失点を抑えてうまくやれて、オフェンスも走ることができてよかったですが、相手のシュート力には敵いませんでした。それでも今まで練習してきたことを全て出し切り、去年から出ている3年生の集大成です」

 ウインターカップの大舞台で、空気に飲み込まれたり緊張で思うように出し切れなかったりするプレイヤーやチームも少なくはないが、長崎西はいつもよりいい動きをしているように感じた。

「この子たちは、本番に出し切る力をもっているんです」と誇らしげに語る上野コーチの言葉を裏付けるように、#5今村楓は「緊張よりもやってやるぞ!とういう気持ちの方を大きく持っていたので、練習でやってきてことを発揮できました」と試合後に語った。

 結果は2回戦敗退となったが、この手に汗握る緊張感あるゲームに何人の者が心を引き付けられ、無意識に長崎西を応援したことだろうか。最後まで北陸を苦しめた長崎西の健闘を讃えたい。

文・写真/若生悠貴


ファウルトラブルでプレイタイムは短かったものの、気持ちを強くプレイした#5髙橋颯太


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