2019/04/15

【bjcup2019】九州学院が全国大会のメインコートを目指して発進!

     4月2日と3日、東京・墨田区総合体育館で開催された「バスケットボールジャパン2019 東進ハイスクールU18」。昨年の16チームから24チームにスケールアップした同大会には、全国から強豪校が集結した。九州からは豊見城(沖縄)、長崎西(長崎)、九州学院(熊本)の3チーム。その中で九州学院は、優勝した藤枝明誠に敗れはしたものの、低身長ながらスペースを活かした戦い方でポテンシャルの高さを見せたチームだ。

     インターハイでベスト8が1回、ウインターカップではベスト16が2回と、全国大会上位進出まであと一歩のところまでは行くものの、「メインコート」への道を阻まれてきた。昨年のウインターカップでも留学生を擁する報徳学園(兵庫)に敗戦。それだけに留学生を擁する藤枝明誠のような強豪と対等以上に戦えるようになることをテーマにこの大会に挑んでいたが、その藤枝明誠には完敗。得点源の#7西村仁も反省しきりだ。


九州学院の得点源#7西村仁

「自分たちの持ち味がまったく出せていない。この大会は全国的にも有名なチームが参加しているので戦うのが楽しみでしたが、自分たちの『タフさ』がまだ足りていないです」

 中学時代は福岡県選抜としてジュニアオールスター準優勝に輝いている西村。大舞台でプレーした感触が忘れられないだけに「もう一度メインコートに立ちたい」という思いを強く持つ。今大会の敗戦で精神面の課題を痛感している西村だが、肉体的にもまだ準備を整えている段階だ。西村を含む主力3選手が負傷で九州ブロックの新人大会に欠場。その後の招待試合から戦線に復帰した。九州学院・田中洋平HC(ヘッドコーチ)がチーム強化の流れについてこう説明する。

「陸路をバスで移動して東京に来ました。京都の招待大会に出てから東海地区にある大学で試合を行い、東京に入って別の招待大会にも参加して今日で約2週間。例年このように強化していて『死のロード』と呼んでいるんです(笑)」

 2週間にも及ぶゲーム合宿を通じて、いろいろなタイプのチームと戦いながらレベルアップを図っているのである。

「九州ブロックのチームは、力でガツガツ勝負するチームが多いですが、近畿ブロックのチームなどは勢いに乗らせると怖い。そして関東ブロックのチームの多くは大学生のようにスマートなプレーを見せます。そうした相手との戦いで得た材料(収穫と課題)を宿に持ち帰ってミーティングをするのです」

 その結果、東北ブロックの能代工業(秋田)に最終戦で勝利して、『死のロード』を締めくくった九州学院。今夏、隣県で開催される鹿児島インターハイ、そのメインコートを目指すべくスタートを切った。

文/渡邉淳二 写真/井出秀人、若生悠貴


九州学院・田中洋平HC

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