結果レポート

1回戦

2016ウインターカップ 聖和学園 VS 高瀬

聖和学園
(宮城県)
vs 高瀬
(香川県)

90
  • 26 1Q 15
  • 18 2Q 7
  • 24 3Q 10
  • 22 4Q 11
43

2016年12月23日
東京体育館Bコート
女子1回戦 聖和学園 90-43 高瀬

初出場校、敗戦からのリスタート

「前に行こう、前に行こう、前に行こうぜ! みたいな」  高瀬 大西亜紀コーチ

初出場のウインターカップで大差をつけられての敗戦。だが、試合後の大西コーチの声は、人一倍に明るかった。
1学年150人ほどの学校で、3年は1人、2年が主体のチーム。大西コーチが初の全国大会なら、選手もほとんどが全国規模の大会は未経験だった。
試合は、平均身長で10センチ以上上回る星和学園相手に自慢の運動量でもかなわず、序盤から大量リードを許しての敗戦。だが、大西コーチが対戦相手の強さを認めながら「それを体感できたっていうのが私たちのよかったとこかなって思います」と語るように、若いチームにとっては、全国レベルの強豪との距離を図れたことが何物にも代え難い経験となった。
「全国でどうやって戦うかってことをやって、今から練習していこうかなという感じです」
敗退すなわち、次へのスタート。
新チームの2017年は、すでに始まっている。

文:藤原彬 写真:一柳英男

13得点6アシストと存在感を見せた聖和学園#4阿部

少ない出場時間でゴールへのドリブル突破を見せる聖和学園#11須田

応援席からも選手たちにパワーを与えようと大きな声を出す聖和学園

シュートが入らない中、それでも果敢にアタックする高瀬#5菊池

チームトップの14得点とチームのオフェンスを引っ張った高瀬#8三好

攻撃で苦戦するなかでチームトップの7リバウンドと貢献した高瀬#4高田

記者レポート

高校女子の中で、これだけきれいなステップバックを見たことがない!



スタメンの平均身長が出場チーム中、159㎝と最も低い高瀬高校。1回戦でウインターカップの常連・宮城の聖和学園と対戦した。序盤こそ互角に戦った高瀬だったが、聖和の前からのプレッシャーディフェンスでミスを連発。後半は脚が止まりだし、スタミナ不足を感じられた。結果を見れば43-90の惨敗だった。しかし高瀬の中で、女子の世界ではあまり見ないクイックネスを持っている選手を発見した。2年生の#10吉田愛選手(157㎝)だ。ドリブルからステップバックしてのジャンプシュートは芸術的だった。

高瀬高校の大西コーチは吉田への期待を次のように話してくれた。

「テクニックは人一倍努力して、自分でまじめにコツコツ練習しています。シューターですし、苦しい時に得点を決めてくる。今後、中心選手になってくれると思います。(彼女は家が遠いので)国道を1時間10分自転車で走って通学しています。帰りも夜8時まで練習して、そこから遠い家に自転車で帰ります。みんなに自転車で走っている姿を見られているから、地域のみんなに愛されていますよ」

#10吉田選手はウインターカップ初出場の聖和学園戦の後、こう試合を振り返った。

「自分たちはスクリーンのチームでそこから3Pシュートを打つのが得意なチームです。でも今回、聖和学園にその長所を止められて。その中でも1対1を仕掛けられたのは収穫でした」

「(ステップバックは)中学校の時から練習していて、自信は持っているプレイです。もっと1対1を強化して、(私たちのチームは身長が低いので)組織で守ることが今後の課題です」

女子は個性的な選手があまり多くない。彼女のような選手がバスケットボールをおもしろくしてくれる。

文:一柳英男

高瀬#10吉田


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