結果レポート

準決勝

2016ウインターカップ 福岡第一 VS 帝京長岡

福岡第一
(福岡県)
vs 帝京長岡
(新潟県)

89
  • 15 1Q 22
  • 17 2Q 13
  • 13 3Q 19
  • 25 4Q 16
  • 7 1OT 7
  • 12 2OT 1
78

2016年12月27日
東京体育館Mコート
男子準決勝 
福岡第一 89-78 帝京長岡

再延長にもつれ込む熱戦は帝京長岡タヒロウの5Fで決着



初のベスト4に意気上がる帝京長岡は、#8祝のドライブから始まり、#14タヒロウのステップインで着々と得点を積み上げる。開始5分で0―15と最悪の立ち上がりとなった福岡第一はたまらずタイムアウト。ディフェンスをオールコートに転じ、#5重冨(友)の3Pシュート、#12蔡のローポストでようやく息を吹き返す。#11小野、#15松崎の連続3Pで15―22と1Q終了時にはようやく射程距離にとらえた。帝京長岡も#7遠藤(善)の3P、#12池田のアリウープ、#5遠藤(健) らで福岡第一のゾーンにも対抗する。後半も帝京長岡は、#14タヒロウにボールを集め、リードを広げる。

この試合で奮闘を見せたのが、福岡第一の控えセンター#7バムだ。ポストからのバンクショット、さらに速攻にも参加して流れを引き寄せた。4Q、福岡第一はディフェンスをオールコートプレスに切り替え、帝京長岡のボール運びのつたなさを突く。残り時間と点差を睨んでの攻防が始まった。福岡第一はハーフコートでは24秒を目一杯使うコントロールオフェンスを始める。すなわち、自分たちの本来の早い展開を消すことでリズムが崩れることにもつながった、これが吉にも凶にもなったわけだ。帝京長岡は#4神田、#14タヒロウでつなぐ。30秒を切って、福岡第一#12蔡がファウルアウト、バムがコートに戻る。残病わずか、1点ビハインドの場面で帝京長岡は#7遠藤(善)がフリースローを得たが、2本目のみで同点。福岡第一もエンドスローインを失敗、息詰まる熱戦は、70―70で延長にもつれ込んだ。

延長では、再び#14タヒロウにボールを託す帝京長岡。さらに#4神田の3Pシュートで先行する。福岡第一は#4#、5重冨(周)、(友)の兄弟ならではのコンビプレイ、#7バムで追いかける。しかし、残り1分21秒、#14タヒロウが4つ目、5つ目と立て続けにファウル、退場時には拍手が送られた。お互い決め手を欠き、再延長に突入したが。勝負は決した。守護神抜きの帝京長岡に対し福岡第一はファウルを誘いフリースローを確実に沈め、夏に続いての決勝進出だ。

「疲れました…。勝負のポイントはどのタイミングでプレスを仕掛けるかでした。バムがあれだけやってくれるとは。まぐれです。僕が出した戦術の部分はエンドスローインのところをはじめ、全部失敗してしまった」と、福岡第一・井手口コーチは記者会見で青息吐息を漏らした。一方の帝京長岡#14タヒロウ)は、さすがにうつむき「日本一になりたかった。今日負けたので、残念な結果に終わった。そういうことありますよね、IHに出られなかったので、また明日、最後の試合があるから頑張ります。みんな一緒に来て、ミスあったけど、みんなと一緒に最後までできて、すごい良かった」と3決に向け、気持ちを振り絞った。

文:清水広美・写真:一柳英男

男子準決勝、福岡第一と帝京長岡のインサイドの戦いは熾烈だった

ルーズボール争いもお互い一歩も譲らない

福岡第一#8土居の10得点は勝利に必要だった

インサイドで強烈な粘りを見せた福岡第一#7バム(白)

マンツーマンディフェンスから突然ゾーンディフェンスへ変更し、帝京長岡を苦しめる福岡第一(白)

福岡第一の重冨兄弟(白)がボールを持つと、東山のディフェンスが集中する

12得点9リバウンド4スティールの渋い活躍を見せた帝京長岡#5遠藤(健)

再延長戦でリードされた場面でも、仲間を鼓舞し続けた帝京長岡#4神田

1Qは良い動きをしていた司令塔の帝京長岡#8祝(ほうり)だが、2Q以降福岡第一のゾーンプレスにつかまった

帝京長岡#14タヒロウは両チームトップの40得点をあげるも、延長戦で無念と退場となった


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