結果レポート

2回戦

2016ウインターカップ 八雲学園 VS 聖カタリナ

八雲学園
(東京都)
vs 聖カタリナ
(愛媛県)

89
  • 18 1Q 12
  • 21 2Q 9
  • 24 3Q 15
  • 26 4Q 21
57

2016年12月24日
東京体育館Cコート
女子2回戦 八雲学園 89-43 聖カタリナ学園

受け継がれるカタリナのアイデンティティ


ヘッドコーチとしてNBA史上最多11個のチャンピオンリングを手にしたフィル・ジャクソンは、シカゴ・ブルズを2度の3連覇に導いた後、強力なセンターの獲得を条件に名門レイカーズからのオファーを受け入れたという。マイケル・ジョーダンという唯一無二の存在と数々の栄光を築いた名将だが、それでもやはり、この競技においては支配的なビッグマンこそがコーチングを最も楽にしてくれるのだと認識していたのだろう。
「大きい選手、来てほしいんですけど」
試合後、笑いながら語った聖カタリナの後藤コーチの言葉は、コーチ業を務めるほとんどの人間の本音を代弁していたのかもしれない。この試合、自慢の運動量では上回っていた聖カタリナだが、後藤コーチが「もうちょっと高ければですね、もうちょっと抑えようがあったと思うんですけど」と語るように、シュートチェックがあとわずかで届かない場面が何度も見られた。「いる選手しかいないので」との言葉もまた、指導者の多くが共有する悩みだろう。ましてや全国大会の舞台では、ほとんどのチームがその現実に直面することになる。だが、そうした流れで高校女子バスケット界に定着しているものの一つが“カタリナスタイル”だ。1年生ながらキレのあるドライブで八雲ディフェンスを脅かし、チーム2位の14得点をマークした#14梅木も、その伝統的なバスケットをずっと追いかけてきた。
「最後まであきらめないところだったり、走って粘り強く泥臭い、ルーズボールを追いかけ続けるところとか、いつでもスピードと外のシュートで戦い抜いていくってことを教えてもらいました」
先輩への感謝を口にした新エースは、涙を止めて、力強くリベンジも宣言した。
「もう一回いちからやり直して、来年、絶対にやり返しに帰ってきたいです」

文:藤原彬 写真:一柳英男

24得点15リバウンドと大活躍の八雲学園#4佐藤

高く立ちはだかる八雲学園のディフェンス

聖カタリナ(黄)の速さに対し、八雲学園(白)の高さの勝負

チームトップの26得点をあげ、15リバウンドの八雲学園#5奥山

5本の3Pを含むチームトップの19得点の聖カタリナ#11石原

1年生ながら14得点とチームを引っ張った聖カタリナ#14梅木


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