2017/07/14

2017インターハイ 【注目選手】 期待のルーキーを追う!<男子編>

ルーキーセンセーション
Rookie Sensation

この4月に高校に入学し、早くも頭角を現している新人プレ―ヤーたちがいる。中にはすでに新戦力としてスターターの座をものにして、ルーキーセンセーションとなっている選手も。ここでは、関東、九州ブロック大会でデビューを果たし、輝きを見せていた男子選手6人にスポットを当ててみた。

◆福岡第一

 小川麻斗、河村勇輝ともにミニバス時から対戦しており「お互いを知り尽くす仲」(河村)。福井全中では決勝トーナメントで対戦している。小川麻斗は優秀選手に選出された。2人ともに福岡第一高校入学直後から地区予選、県大会、九州大会とつなぎ役としてともにプレータイムをもらっている。河村勇輝はリード力、小川はシューターとして井手口孝コーチからの期待度も高い。ともに十分なポテンシャルを秘めている。今は経験を積みながらその度胸の良さを武器に、ルーキー離れした片鱗を見せている。

◆河村勇輝
(福岡第一#8/170㎝/PG/山口:柳井中)

 「福岡第一に決めたのは、全中の後、一番最初に声をかけてもらったこと。重冨さんたち(重冨周希、重冨友寄=現・専修大1年)が小さくても全国優勝したからです。求められているのは、先輩がファウルトラブルになった時にミスなしでゲームコントロールができるようにすること。九州大会(6月)では積極的にやれたことが良かったです。身長が高くないので、目標は富樫勇樹選手、田臥勇太選手のように小さくても活躍できる選手になりたいです」(河村)

◆小川麻斗
(福岡第一#46/173㎝/SG/福岡:西福岡中)

 「高校は県外に出ることも考えたのですが、福岡に残って福岡代表として活躍しようと思いました。今求められていることは、スピードとシュート力。まだプレータイムは少ない中で、結果を残せるように頑張っています。九州大会(6月)は下の回戦は出来が良くなかったので、決勝で出番があった時はシュートを決められて良かった。目標としているのは、中・高の先輩である重冨周希さん、重冨友希さんです」(小川)

◆土浦日本大

 「1年が入学してきてから、うちはチームがガラッと変わったんだよ」とえびす顔を見せる佐藤豊コーチ。しかし、6月の関東大会ではそのうちの一人、陳岡燈生(183㎝/茨城:谷田部東中)がエントリー変更となった。しかし、陳岡に代わってエントリー入りした山内龍也が、ゲーム終盤のピンチを乗り切る活躍を見せたのだから、控え選手のレベルの高さがうかがえる。


◆結城智史
(土浦日大#10/191㎝/PF/東京:梅丘中)

 U16代表候補。梅丘中時代、福井全中では、平均得点28.6点をマークし、優秀選手に選出されている。高校では、まだチームの中で短いプレータイムで自分の力をなかなか発揮できていない。しかし、ルーキー離れした足の太さと、リバウンドに飛びつく際の身体の強さが目を引いた。


◆山内龍也
(土浦日大#17/174㎝/PG/東京:小岩四中)

18鍋田亜廉
(土浦日大#18/181㎝/G/東京:小岩四中)

 小岩四中時代には鍋田亜廉が北海道カップで得点王に、またチームメイトだった山内龍也がアシスト王となった。この6月の関東大会では、エントリー変更でメンバー入りした山内が、2回戦、準決勝と土壇場で投入されても物おじせず、チームが苦しい場面を打開する働きを見せた。また、鍋田の母は旧姓・大山暁子(札幌山の手高校-第一勧銀)としてプレーした選手。この小岩四中コンビの成長も期待したい。

◆前橋育英

 加賀谷寿コーチが「3年がかりのチーム」と言う今年の前橋育英。関東大会で目を引いたのは、控えのPGの野本康悟(こうご)だった。「1番としてゲームを読む力があり、得点が取れる」と加賀谷コーチが言う通り、思い切りのいいパスとアグレッシブなドライブ、ジャンプシュートが目を引いた。群馬南中ではオールラウンドにプレーして関東大会ベスト8の成績だった。今後の成長が期待される一人だ。

◆野本康悟
(前橋育英#17/174㎝/群馬:群馬南中)

 「緊張のためか関東大会はあまりいいプレーができませんでした。得意なプレーは、リバウンドからの速攻でスピードある展開。自分でフィニッシュまでもっていくか、パスをさばくか。1番としてはまだまだミスが多く、特に凝ったパスを出すクセがあるので、そこをなくしていくのが課題です。控えガードとして交代でコートにでるので、チームの流れがよくなるようしっかりゲームを作り、的確な判断ができるPGになるのが目標です」

取材・文/清水広美
取材・文/舟山緑(野本)
撮影/若生悠貴


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